Diary 雑記

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ゴールデンウィークが終わったばかりの土曜日、江ノ島の老舗旅館に、僕を含む高校時代に親しくしていた友人6人が集まった。

恒例の年に一度の同窓会である。

今回は僕が幹事で、本当は8人が集まるはずだったが、ふたりは会社の出張で急に参加できなくなってしまった。

高校の友人たちはみんな「おバカ」で(下品でもあります)、今回もとても楽しかったのだが、考えさせられることもあった。

今年に入ってこの中のひとり(元アメフト部)が狭心症を、もうひとり(元陸上部。投擲の選手)が心筋梗塞を患ったのである。

狭心症になったやつは1月に痛風にもかかり、今も6錠の薬を欠かさず服用している。

だが、心筋梗塞になったやつはもっとひどくて、絶対安静の状態で25日間も入院していたらしい。そいつは糖尿病でもあり、11種もの薬を服用しているだけでなく(どれも、でっかい錠剤でした)、毎朝、インシュリンを自己注射し、指を傷つけて血糖値まで計っている。

去年までふたりともヘビースモーカーの上に大酒飲みだったが、今回の旅ではふたりとも禁煙し、お酒も少ししか飲まなかった。

病気だけではなく、55年も生きていると、人生にはいろいろなことが起きる。

6人のうちのひとり(元剣道部)は離婚していて、ひとり(投擲選手)は妻と10年、もうひとり(帰宅部。今は成功したデイトレーダー)は20年も別居している。

今回は来られなかったひとり(元陸上部。跳躍選手)は、三回もの結婚経験がある。

別のひとり(離婚歴のある元剣道部)は胃の治療中に薬の副作用に襲われ、今は手足のひどい痺れで、うまく歩くことができず、仕事もできない状態なのである。

そんな中で僕ともうひとり(元陸上部、短距離選手)だけが健康で、妻とも仲良く生きているのだが、これは「たまたま」だという気もした。

そう。これまでの僕たちは、ただ運が良かっただけなのだ。

人生にはそのいたるところに「落とし穴」が空いている。

僕はこれまで、「落とし穴」に落ちなかったが、それはたまたま落ちなかっただけで、明日は落ちてしまうかもしれない。

つまり「明日は我が身」なのである。

明日は僕に病気が襲いかかるかもしれない。妻と喧嘩をして離婚に至るのかもしれない。何かの事故で大怪我をしたり、命を失うかもしれない。

今回の同窓会で、僕はそんなことを考えたのであります。

本当に明日のことはわかりません。無力な僕にできるのは、きょうの幸福に感謝し、明日も災難が降り掛からないことを祈るだけです。

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