Diary 雑記

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つい先日、日野原重明さんが亡くなった。みなさんもご存知の通り、105歳という長命だった。

何度か講演を聞きに行ったことはあるのだが、僕自身は日野原さんとは面識がない。

けれど、日野原さんが運営に携わっていた秦野中井のホスピス「ピースハウス病院」でボランティアをしていたことがある妻は、日野原さんとは何度か言葉を交わしたことがあるらしい。

昔、ピースハウス病院で患者とスタッフとの食事会のようなものがあった時に、日野原さんがいらしたらしい。

妻はほかのスタッフに「まず日野原先生からお出しして」と命じられ、日野原さんのところに最初に食事を運んで行った。

すると日野原さんは妻に、「わたしは後でいいから、患者さんを先にしてください」と言われたそうだ。

それを聞いた僕は、「たいしたジイサンだな」と思って感心した。

すぐに切れて、怒鳴り声を上げる老人が増えているというが、すでに100歳を超えていたにもかかわらず、彼は自分を後回しにできるのだ。

将来は僕もそんな老人になりたいなあ。

あの日、僕はそう考えた。

それにしても、105歳とは!!

日野原さんが生まれたのは1911年、僕が生まれたちょうど50年前だ。

ということは、僕にももしかしたら、あと50年の時間が残されているのかもしれない。

これから50年生きるとしたら、まだ僕にも時間はたっぷりある。

よし、もっと必死に生きよう。これからはもっと新しいことに挑んでみよう。

日野原さんの訃報を伝える新聞を読みながら、僕はそんなことを考えたのであります。

日野原さんのご冥福を祈ります。

Diary list

Diary:150〜159
Diary:140〜149
Diary:130〜139
Diary:120〜129
Diary:110〜119
Diary:100〜109
Diary:90〜99
Diary:80〜89
Diary:70〜79
Diary:60〜69
Diary:50〜59
Diary:40〜49
Diary:30〜39
Diary:20〜29
Diary:10〜19
Diary:1〜9
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