Diary 雑記

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安田佑二が死体を運んだのと同型

安田佑二が死体を運んだのと同型

またしても10日ばかり南の島に行っていた。

「大石って、よく南の島に行ってるけど、いったい何をしてるの?」

友人たちから、よくそうきかれる。

僕はダイビングもサーフィンもしないし、マリンスポーツも釣りもしないのだから、みんなが不思議がるのも無理はない。

では、南の島で何をしているのか?

一応、みんなには「取材」と言ってある。

だが、本当は・・・何もしないのである。

日本にいるあいだは11時頃に起床するが、南の島では僕は早い時間にベッドを出る。

そして、オープンエアになったホテルのレストランで熱風に吹かれながらのんびりと朝食をとり、その後はほとんど1日、ホテルのプールで何もせずに過ごすのである。

プールサイドのパラソルの下、ゆったりとしたビーチチェアに横になって、冷たいビールを飲みながら読書をする。

太陽に輝く熱帯の海を眺め、空に浮かぶ雲を眺め、ホテル前のビーチに打ち寄せる波の音を聞く。

頭上で揺れる椰子の木の葉を眺め、辺りに咲き乱れるハイビスカスやブーゲンビリアやプルメリア(バリ島ではフランジパニ、フィリピンではカラツチと呼ぶようです)の花を眺める。

冷たいビールを運んでもらって飲む。

水着姿の女性たちを眺める。

暖かな潮風に吹かれながら、うとうととまどろむ。

またビールを運んでもらって飲む。

プールで身体を冷やす。

またビールを飲む。

読書の続きをする。

妄想にふける。

それをメモする。

またビールを飲む。

毎日がその繰り返しである。

僕は1日2食なので、たいていは夕方までプールサイドでそうしている。

そして、夕日が海に沈むのを眺めてから部屋に戻り、のんびりとバスタブに浸かり、マッサージをしてもらったあとで、夜はホテルのレストランに行く。夜の街の喧噪の中に繰り出すこともある。

そして、そこでまた冷たいビールを浴びるほどに飲むのである。

僕にとってそれはまさに、この世の極楽である。

みんなが一生懸命に働いている時に、僕だけがこんなことをしていていいのかな?

そんな罪悪感に駆られることもある。

こんなことをしていると、いつか罰が当たるんじゃないかな?

そんな不安が心をよぎる時もある。

うーん。だけど、僕は日本では月に1日のオフもなく、お正月もお盆も関係なく働いているのだから・・・だから、まあ、いいかな・・・と思うことにしている(1日の実動は4〜5時間ほどですが)。

そんなわけで、今回も極楽を味わってリフレッシュしてまいりました。

毎日、早朝から深夜まで一生懸命に働いているみなさま、ごめんなさい。

でも、帰国した晩には早くも神の天罰が下って、猛烈な下痢と胃痛、激しい嘔吐に何日にもわたって苦しみ続けましたから、ご安心を。

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