Diary 雑記

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町田市の妹の家に暮らし始めて、間もなく2ヶ月になる。

1LDKの狭いマンションに20年も暮らして来た僕たち夫婦は、この2ヶ月、住宅街の一戸建てでの生活に戸惑い続けて来た。

いちばん戸惑ったのは、ゴミである。

365日24時間、いつでもゴミを出せたマンションとは違い、ここでは「燃やせるゴミは何曜日の何時に」「燃やせないゴミは何曜日の何時に」「危険物と乾電池は何曜日の何時に」「古紙は何曜日の何時に」「剪定枝は何曜日の何時に」ということが細かく決まっている。そしてもし、その時間に出せないと、翌週までゴミを出すことができない。実際、ゴミの日を忘れて、次のゴミの日までゴミと暮らすということを、僕たちは何度となく体験した(幸いなことに、生ゴミを堆肥に変えるリサイクラーという機械があるので、我が家では生ゴミは発生しません)。

特に、夫婦で毎晩のように大酒を飲む我が家では、空きビンと空き缶が大量に発生する。「缶とビンのゴミの日」は金曜日である。だが、これを出し忘れてしまい、翌週の金曜日まで、膨大な量の缶やビンに囲まれて暮らすことも1度や2度ではなかった。

「食べるものと飲むもの以外はできるだけ買わない」というのが我が家のモットーだ(妻の衣類やアクセサリー、靴やバッグや化粧品は例外。僕は女の人が綺麗にしているのが好きです)。だが、引っ越しにともなって、ついつい、いろいろなものを買ってしまった。そういうものは、たいていは包装されているので、そこからも大量の段ボール箱などのゴミが発生した。

段ボール箱のゴミはかさばるので、とてつもなくやっかいである。この段ボール箱ゴミは、毎週水曜日の昼過ぎに回収車が来るのだが、雨の日は回収がない。9月30日の水曜日は雨で回収車が来なかったので、我が家には今も大量の段ボール箱が山積みになっている。もし、来週の水曜日も雨だったら、どうなってしまうんだろう?

もうひとつ、僕たちが戸惑い続けているのがガキどもの大声である。

前回も書いたように、我が家は小学校の校庭に面している「学校にいちばん近い家」である。韓国と北朝鮮との軍事境界線のように、フェンスの向こう側はすぐに小学校の領土内なのである(我が家以外にはこの小学校に接している家は1軒もない)。

休み時間が来るごとに、大勢のガキどもが我が家のフェンスのところまで駆け寄って来る。ガキどもひとりひとりの顔のほくろが、はっきり見えるほど近くまでやって来るのだ。

近くに来るだけなら、我慢もできる。だが、その大声には我慢ができない。どういうわけか、ガキという種は、絶叫しなければ話ができないらしいのだ。

キーンコーンカーンコーンと休み時間を告げる鐘がなる。すると直後に、ガキどもの絶叫が始まる。それは耳を聾するほどのやかましさである。

だが、フェンスの向こうは敵の領土なので、怒鳴りつけるわけにもいかない。僕たち夫婦にできるのは、ただ耐え忍び、休み時間が終わるのを、ただただ待ち詫びるだけである。

おかげで今では妻も僕も、ガキどもの休み時間を把握してしまった。そして、キーンコーンカーンコーンと鐘が鳴るとすぐに窓を閉めるようになった。

休み時間は耐えていれば何とか済む。だが、放課後はそうはいかない。早く家に帰ればいいのに、家に帰りたがらないサラリーマンのおじさんたちのように、ガキどもはいつまでも校庭で遊んでいるのだ。時には我が家の領土内に、サッカーボールを蹴り込んだり、野球のボールを打ち込んだりするのだ。そして、暗くなるまで、声の限りの絶叫を続けるのだ。

うーん。うるさいなあ・・・・。

けれど、僕たちにできるのは、ただ耐え忍ぶことだけである。

あーあ。僕がロリコンだったら、よかったのに。そうすれば、毎日が楽しくてしかたなかっただろうなあ。せめて、隣が小学校じゃなく、女子高か女子大だったらよかったのに・・・・。

そんなことを考えながら、僕はきょうもゴミとガキに囲まれて暮らしています。

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