Diary 雑記

102:ノボル、1歳!!

  • シッターさん撮影1
  • シッターさん撮影2
  • シッターさん撮影3
  • シッターさん撮影4
  • シッターさん撮影5
  • ほんとに歩きにくい
  • 「見つめ合う
  • 段ボール箱が本当に好き
  • トイレには白猫もいます
  • 光床は歩きにくい
  • 屋上で「お菊」と
  • 仲良くお花見
  • テラスの「お菊」
  • テラスのノボル

4月29日にノボルが初めての誕生日を迎えた。

読者のみなさまに余計な心配をさせてもいけないと思い、今までは書かなかったが……実はこのノボル、明るくやんちゃで、能天気ではあるけれど、病院通いの欠かせない「ひ弱な」猫なのだ。

今から一年前、ノボルは9匹の兄弟姉妹と一緒に生まれた。幼名はジャムである。

だが、母猫の乳首は8つしかない。

ひ弱で小さかったジャムは、8匹の兄弟姉妹に弾き飛ばされ、母乳を飲むことがまったくできなかったという。

今でこそ、ノボルの体重は5キロを超えた。だが、これでも、雄のノルウェージャン・フォレストキャットとしては小さいほうらしい。

乳を飲めずに放置され、飢えて瀕死の状態に陥っていたジャムを、ブリーダーの女性が見つけた。そして、子猫用の授乳器を使って授乳したということだった。

そのことによって、ノボルは九死に一生を得た。

今でもノボルが異様に人なつこく、犬のような性格なのは、目も開かないうちから人の手で育てられたからなのだろう。

そんなふうにして、何とか生き延びたジャムは、8頭の兄弟姉妹とともにオークションに出された。けれど、そのオークション会場で下痢をし、結局、買い手がつかなかった(8匹の兄弟姉妹は売れました)。

というわけで、子猫のジャムは知人を介して我が家が押し付けられたのだが……この時も腹部がペタンコで、ひどく痩せていて、とても弱々しかった。ブリーダーの女性も「子猫って、普通はもっとお腹がふっくらしているんですけどね」と言っていた。

さて、我が家に来て早々に、ノボルは重たい扇風機を抱いてキッチンカウンターから落下し、足に大きな怪我をした。このことはすでにこのコーナーで書いた。

だが、そのほかにも大変なことがたくさんあった。

まず、極度の軟便と下血である。

特に下血はひどくて、排便後にはいつも肛門からたらたらと鮮血が滴り、白いソファを真っ赤に染めたこともあったほどだった。

心配した僕たちは動物病院に通い続けた。そして、徹底的な検査の結果、ノボルの便からは「コクシジウム」など複数の病原菌が発見された。

これらの病原菌は抗生物質でようやく退治したのだが(かなりしつこい病原菌でした)、新たな検査の結果、「猫コロナウィルス」というウィルスまで見つかってしまったのだ。

この猫コロナウィルス、発病すると「伝染性腹膜炎」になる。そして、もし伝染性腹膜炎になると、ほぼ100パーセント死ぬとされている。おまけにこのウィルスにはワクチンはないのだ。

発病したら、助からない……獣医師の言葉は僕たち夫婦を震え上がらせた。

「こんなに元気にしていても、病気になったら死んじゃうんだ」

そう思うと、ノボルが不憫でたまらなかった。

いつだったか、まだ寒い頃、未明にトイレから出て来ると、そのドアの外でノボルが僕を待っていた。

死ぬなよ、ノボル。

僕は床にうずくまり、心の中で呟きながら、暖かなノボルの身体を抱きしめた(触られるのが大嫌いな「お菊」とは違い、ノボルは抱きしめられるのが大好きです)。

下血はなくなったが、今も軟便は治らない。血液の中には今も猫コロナウィルスが潜んでいる。

だが、29日にノボルはついに1歳の誕生日を迎えた。

「よく生き延びたなあ」

僕はしみじみと思った。妻も同感だったらしい。

その夜、僕たち夫婦はノボルのために、シャンパンを開けて乾杯したのでした(もちろん、ノボルは飲んでいません。ただ、僕たち夫婦が飲みたかっただけですね)。

来年も無事に、ノボルが誕生日が迎えられますように。にゃーお。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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