Diary 雑記

104:散歩デビュー

  • これから散歩です
  • 屋上散策
  • 枕大好き
  • テーブルが来ました
  • テーブルの下
  • 視線の先は妻です
  • ハーネスを買いました
  • 二頭ともテラス好き
  • ノボルが寝てるので退屈

かつてパグ犬のピーナッツがいた頃には、僕たち夫婦は1日に3度も4度も散歩に行った。それはとても楽しい時間だった。

その散歩によって、僕たちは季節の移り変わりを感じたものだった。

その散歩をまたしたくて、以前、「お菊」にもハーネスを買ってやったことがあった。そうすればピーナッツとしたような散歩ができるのではないかと考えたのだ。

けれど、「お菊」はダメだった。ハーネスを取り付けられると、石のようになってしまい、まったく動かなかったのだ。

けれど、ノボルは犬のような猫である。

僕たち夫婦が散歩に出る時にはノボルは玄関まで見送りに来るし、帰宅すればまた玄関に走って出迎えに来る。お客さんが来れば喜んでじゃれかかる。宅配便や郵便局の配達の人たちのことも大好きで、荷物が届くたびに彼らにまとわりつく。その姿はピーナッツとそっくりである。

そんな猫だから、今度こそ犬のように散歩ができるのではないかと僕たちは考えた。

というわけで、僕たちは猫用のハーネスを買い、そこにリードを取り付けた。そして、ノボルにそのハーネスを付けて外に散歩に出た。

「お菊」とは違い、ノボルはハーネスを嫌がらなかった。石のように動かなくなってしまうこともなかった。

わーい、散歩が出来る!!

僕たち夫婦は喜んだ。

けれど、結果として、この喜びは「ぬか喜び」に終わった。

外に連れ出したのはいいが、ノボルのやつはピーナッツのようにサクサクとは歩かなかったのだ。

廊下に出てすぐ、ノボルはひんやりとしたタイルの上に横たわった(ノボルは極端な暑がりです)。そして、喉を鳴らしながら(喜んでいる証拠です)、タイルの上をゴロゴロと転げ回った。

3分ほど寝転がっていたあとで、ようやく立ち上がったのだが、まともには歩かない。地面にいる蟻や、飛びまわっている小さな虫たちが気になってしかたないのだ。犬とは違って猫は瞬発系なので、少し歩くと疲れるらしく、また床に寝そべり、ゴロゴロと転げ回る。

結局、10分ほどの散歩でノボルが歩いた距離は20メートルほどでしかなかった。

うーん。これじゃあ、散歩とは言えないなあ。

妻と僕は顔を見合わせて苦笑いをした。

けれど、僕たち夫婦はまだ諦めていない。実際、近所にハーネスとリードを付けて散歩をしている長毛の雑種猫がいるのである。

いつの日かまた、ピーナッツとしたような楽しい散歩を、僕たち夫婦はきょうも夢見ているのです。にゃーお。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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