Diary 雑記

105:ヒカル、カムバック

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このコーナーの「55」「56」「57」で紹介したヒカルを覚えていらっしゃるだろうか?

今から4年前の梅雨時に、妻のボランティア先の神奈川県秦野市のホスピスで拾われ、ひょんなことから妹夫婦とアメリカのメリーランド州に行ってしまった雄の黒猫である。

このヒカルが4年にわたるアメリカ生活を終え、7月17日に妹の娘と一緒に帰国した。妹とその夫は8月の末に帰国する予定なのだが、15歳の娘は高校への編入試験があるので、ヒカルと一緒に一足早く日本に戻って来たのだ。

僕は妻とふたりでクルマで成田空港に彼女たちを迎えに行った。そして、4年ぶりに妹の娘とヒカルに再会した。

この4年間で妹の娘が大人になっているのは知っていた。だから、彼女の変化には驚かなかった。けれど、ヒカルの変化には少し驚いた。

ヒカルがそれほどに変わっていたのだ。

ヒカルは4年前にも人なつこくて、とてもやんちゃて、犬みたいな猫だった。けれど、その性格とは対照的に、体つきはほっそりとしていて、目つきが鋭くて、とても精悍で、野生の黒豹のような雰囲気を漂わせていた。

だが、成田空港で再会したヒカルは、なんていうか、とても「お坊ちゃん」という感じになっていたのだ。

うん。「お坊ちゃん」。まさにその言葉が相応しいだろう。

妹とその娘から4年にわたって溺愛されて来たヒカルは、かつてのヒカルではなかった。黒い毛はビロードのようにつややかで、身体はとてもふっくらとしていた。顔つきはとても優しげで、まるで女の子の猫のようだった。元々が甘えん坊だったが、今はその性格がさらに進んで、妹とその娘に「べったり」という感じだった。

可愛がられているんだなあ。

僕はつくづくそう思った。帰宅してふたりきりになった時には、妻も「ヒカルったら、溺愛されてるのね」と言った。

もちろん、これでよかったのだ。

それにしても……秦野の山の中に捨てられ、ホスピスの庭に迷い込み、ガリガリに痩せこけて,蚤だらけだったあのヒカルが、こんなにも幸せになったかと思うと、あの日、ヒカルを自宅に連れ帰ってよかったなあ、と心から思うのである。にゃーお。

追伸:妹夫婦が帰国するまでの40日ほど、娘は僕の実家に滞在します。僕の母は猫が嫌いなので、そのあいだ、ヒカルは我が家に預かる予定でした(マンションのオーナーに許可ももらいました)。だが、母が妥協し、実家でヒカルを預かることになりました。

大好きな妹の娘がいるので、ヒカルも安心したようで、帰国後も元気一杯です。ただ、僕の実家はとてつもなく散らかっているので、ヒカルの写真がうまく撮れませんでした(撮影しようとすると、必ずガラクタが写ります)。それでも、来月はぜひ、「ヒカル坊ちゃん」の写真をみなさまに公開したいと思っております。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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