Diary 雑記

129:金のかかる猫

  • 夏の夕暮れ
  • 怠惰です
  • テーブルの上と下
  • お目覚めです
  • 手前の猫と奥の猫
  • いつも、こんなです
  • 書斎の窓辺

3年前まで、我が家ではほとんどエアコンを使わず、夏の暑さにじっと耐えていた。

微力ではあるが、僕なりに地球温暖化防止に協力しているつもりだった。特に、東日本大震災のあとで原発が稼働しなくなってからは、どんなに暑くても絶対にエアコンをつけないようにしていた。

けれど、ノボルが来てからはエアコンを使わないわけにはいかなくなった。何度も書いて来たように、ノルウェー原産のノボルは、ペンギンやシロクマのように暑さに弱いのである(ペンギンやシロクマの飼育経験はありませんが、たぶん、暑さに弱いんですよね?)。

犬が舌を出し、はあはあと喘ぎながら散歩しているのは頻繁に見かけるが、舌を出している猫なんて見たことがない。

けれど、ノルウェージャン・フォレストキャットのノボルは、ちょっと暑いと舌を出してはあはあと喘ぐのである。

たとえば、動物病院に連れて行くためにクルマに乗せると、たちまちにして舌を出し、呼吸が荒くなる。車内には寒いほどの冷房が効いているにもかかわらずである(一緒にクルマに乗っている「お菊」は平気です)。

暑い時に犬が舌を出して呼吸をするのは当たり前のことだが、猫が舌を出すのはいいことではないようだ。その状態は熱中症寸前で、危険な状態なのだという(「さとう動物病院」の老眼の院長談)。

可愛いノボルを熱中症なんかで死なせるわけにはいかない。というわけで、3年前からは我が家でもエアコンを使うようになった。

最初はノボルのいる部屋だけを冷やすつもりだった。

けれど、ノボルのやつは一カ所にじっとしていない。一階のリビングルームにいたかと思うと、いつの間にか二階の書斎に移動している。書斎で窓の外を眺めていたかと思うと、今度は寝室で寝転がっている。

それで、しかたなく、3つの部屋の3台のエアコンを24時間フル稼働させることにした。

その結果、ノボルが来てからの我が家の夏の電力消費量は二倍以上に跳ね上がってしまった。

思い起こしてみれば、「お菊」だけの時には月々の餌代は1500円ほどだった。それが今は月に9000円を超えている。実に6倍である。

ノボルは大量の餌を喰い、大量のうんことおしっこをするので、猫砂の消費量も4倍から5倍になっている。

ノボルはリードをつけて外を散歩するから、「フロントライン」というノミよけの薬も必要である。お腹が弱いのでビオフェルミンも飲ませているし、免疫力を高めるために毎日、初乳も飲ませている。

まったく金のかかる猫である。

と言いつつも……ノボルが来てからの夏の我が家は、涼しくて、空気が乾いていて、とてつもなく快適である。家から一歩も出たくなくなるほどだ。

汗まみれになって節電に励んでいるみなさま、ごめんなさい。我が家ではきょうも大量の電気を消費しています。にゃーお。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
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Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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