Diary 雑記

14:猫との年の瀬

  • 変な顔
  • 新聞が好き
  • だらしない

「お菊」と迎える二度目の年の瀬である。
去年は猫との暮らしが珍しくて新鮮で、「お菊」の写真やビデオをたくさん撮った。

ペットショップに行くたびに猫用おもちゃも買ったし、猫用アクセサリーなども買った。

けれど、猫との生活も2年目に入ると、すっかりマンネリである。

パグ犬のピーナッツと違って、「お菊」は外に散歩にも行かない。だから、写真もいつも室内で撮影したものばかりである。おまけに「お菊」は一日のうち20時間近くは眠っている。起きている時は、たいてい身体をなめている。残りのわずかな時間は窓の外を眺めている。まったく、ワンパターンである。これでは面白い写真など撮れるはずがない。

かつて僕たち夫婦は「いぬのきもち」という雑誌を購読していた。

だが、「お菊」をを飼うようになってからは、「ねこのきもち」に切り替えた。

「いぬのきもち」は、それなりに楽しかった。犬はセントバーナードからチワワまで、大きさも形もさまざまである。鼻が長い犬もいれば、パグやブルドックのように鼻のつぶれた犬もいる。一匹一匹の性格の差も大きいから、写真を見ていても飽きることはない。

それに比べると、「ねこのきもち」は毎号毎号、同じ内容の繰り返しである。

これは決して編集者の責任ではなく、たぶん猫の問題である。

要するに、猫とはみんな猫なのである。

眠ってばかりいる。狭いところに入りたがる。高いところが好き。動くモノに反応する。ヒマさえあれば身体をなめる。前足を内側に折り畳んでうずくまる。柔らかいところで「踏み踏み」する。掃除機を怖がる。水を嫌がる。食事の時は必ず座る。足音をたてず、こそこそと移動する。爪とぎをする。窓の外を眺め、鳥や虫が横切れば反応する。長く立っていられず、すぐに横になる。

誰が教えたわけではないし、我が家では「お菊」を犬のように育てたつもりなのに、今では「お菊」は猫の典型である。つまり「猫はこうあるべき」という、そのものなのである。

猫との1年4ヶ月に及ぶ暮らしでわかったことは、こうだ。

「犬はさまざまに犬であるが、猫は一様に猫である」

あーあ。来年も猫との暮らしが続くのである。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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