Diary 雑記

154:ノボルが蝉を食べちゃった!!

  • 夜の窓辺
  • ライトフードはまずい!!
  • 午後の屋上
  • 屋上に出たい!!
  • どちらも怠惰
  • Y子さんに遊んでもらっています
  • 夫婦のようです

夏の夜には、我が家のテラスにたくさんの死にかけた蝉が落ちて来る。

蝉が落ちて来るたびに、「お菊」とノボルは窓辺に駆け寄り、「外に出たい」「外に出して」と僕にせがむ。

そんな時には、僕が先にテラスに出て、落ちている蝉を拾って空に放ち、それから猫どもを出してやることにしている。

けれど、蝉は次から次へと落ちて来て(我が家のテラスの塀の向こうには街路灯があって、その周りを死にかけた蝉たちがぶんぶんと飛び回っているのです)、時にはノボルに捕獲されてしまうこともある(「お菊」は恐がりなので、蝉の近くには行きますが、捕獲はしません)。

蝉をくわえたノボルは、そのまま室内に入ろうとする。

実際に、何度かは蝉をくわえて家の中に入り、くわえ直そうとして失敗し、死にかけている蝉が夜の室内をぶんぶんと飛び回ったこともあった。

そうなると面倒なので(飛び回る蝉を追いかけて、二頭の猫が室内を駆け回ります)、ノボルが蝉を捕獲するたびに、僕はノボルを押さえつけ、口を無理やり開かせて蝉を取り上げようとする。

ノボルはなかなか口を開こうとしないが、これまでは何とか口を開けさせ、蝉を救出していた。

けれど、先日の晩のノボルは頑として口を開かず、ついには口の中の蝉を噛み砕いてしまった。それだけでなく。噛み砕いた蝉をあっという間に食べてしまったのだ(哀れな蝉です)。

「ノボルが蝉を食べちゃったよー!!」

僕は室内にいた妻に報告した。

「ちゃんと見てなきゃダメじゃない」

妻はそう言って僕を叱った。

でも、食べてしまったものは、しかたない。

「蝉は美味かったか?」

僕はノボルに訊いた。

「にゃー」

ノボルがそう返事をした。

蝉なんか食べて、お腹を壊したりしないかな。

僕たち夫婦はそれを案じていた。

何度となく書いて来たように、ノボルは餌が替わるとすぐに下痢をするのだ。

けれど、幸いなことに、今回は下痢をすることはなかった。

考えてみれば、外にいる猫たちはきっと、夏にはみんな蝉を捕まえているんだろうな。その中には、ノボルみたいに、むしゃむしゃと食べてしまう猫もいるんだろうな。

そういえば、「ファーブル昆虫記」に蝉の幼虫をから揚げにして食べる話が載っていた。それによると、蝉の幼虫はエビみたいな味がして、なかなか美味しいらしい。

今夜もきっと我が家のテラスには、死にかけた蝉が落ちて来るのだろう。そして、ノボルがまたそれを捕まえようとし、僕はそれを阻止しようとするのだろう。

毎晩、毎晩、馬鹿馬鹿しくて、やれやれです。にゃーお。

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Okikusama:40〜49
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