Diary 雑記

62:白くなり、黒くなる

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先日、「お菊」を連れて平塚の義母の家に言った。すると義母が、「キクは随分と白くなったね」と言った。

白くなった?

僕たち夫婦は、そんなことにはまったく気づかなかった。だが・・・そう言われて、よくよく見れば、「お菊」は全体的に白っぽくなったような気がする。

大晦日には妻は「お菊」を洗ったのだが、その時にも、「前に比べると、確かに白くなったみたい」と言っていた。

脱色をしたわけでもないのに、なぜだろう?

妻と僕は首をひねった。

考えられる結論はただひとつ、日に当たり過ぎである。

そう。平塚のマンションはきわめて日当りが悪かったが、この妹の家はとても日当りがいい。必然的に「お菊」のやつは、一日の大半を、ごろごろと日向に寝転んで過ごすことになる。

おそらくそのせいで、日当りのいい部屋のカーテンみたいに、体毛が焼けて、色が褪せ、白っ茶けてしまったのだろう。思い出してみれば、あのヒカルもこの家にいた短いあいだに、黒猫から焦げ茶色の猫に変わっていたような気もする。

まあ、猫どもの体毛の色のことなど、どうでもいい。

問題は僕のほうである。

そうなのだ。日焼けをしているのは「お菊」だけではないようなのだ。

去年の4月を最後に、僕は南の島には行っていないというのに、どういうわけか、人と会うたびに、「大石さん、また南の島に行かれたんですか?」と訊かれる。つまり良く日焼けしているらしいのだ。

その原因はおそらく、「お菊」が白っ茶けてしまったのと同じである。

この日当りのいい家では、「お菊」は日ごとに白っぽくなり、僕は日ごとに黒っぽくなっているのだ。

うーん。このままだと、「お菊」はやがて白いチンチラになり、僕は真っ黒になってしまう。白いチンチラは可愛いけれど、真っ黒な中年男は、あまりかっこよくない。

妻がしているように、僕も一日中、日焼け止めクリームのお世話になったほうがいいのだろうか? それとも、このまま、とことんまで黒くなってしまうほうがいいのだろうか?

正月早々、日だまりに寝転んでいる「お菊」を眺め、日だまりで煙草を吸いながら、僕はそんなくだらないことを考えているのである。にゃーお。

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