Diary 雑記

74:腹が減る

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このところ、「お菊」のやつは寝てばかりいる。本当に、呆れるほどによく眠っている。極端な話、トイレと食事の時間のほかは、ほとんど眠っているような状態である(「お菊」のやつは、夫婦が使っている羽毛布団の上で眠っている)。

それほど眠ってばかりいるにもかかわらず、どういうわけか、最近の「お菊」はひどく腹を減らしているようなのだ。

彼女の夕食は午後6時である。昔からそう決めてある。

だが、最近の「お菊」は午後4時になると必ず二階の寝室から下りて来る(たいていは、あくびをしている)。そして、「にゃー、にゃー」と、うるさく鳴きながら、夕食の支度をしている妻に執拗にまとわりついている(「お菊」の夕食は妻が担当している)。端から見ていても、それはものすごいしつこさである。

「お菊」のあまりのしつこさに、妻はたいてい根負けする。そして、しかたなく午後5時半には餌をやっている。

与えられた餌を「お菊」はがつがつと食う。その食べ方は、「猫というより、まるで犬(妻談)」である。ほんの数分で、ドライキャットフードを一粒残らず食べ尽くしてしまう。

餌が済むと、「お菊」のやつは、また僕たちの羽毛布団に飛び乗って、そこで丸くなって眠る。その羽毛布団は目玉が飛び出すぐらいに高価だったから、本当は猫なんかに乗られたくないのだが、下ろしても下ろしても、すぐにまた飛び乗るのだ。

次に「お菊」が一階のリビングルームに下りて来るのは、夜の10時頃である。

それはちょうど、僕たち夫婦の夕食の時間である。

そう。どういうわけか、妻と僕が食事を始めると、それまで眠っていた「お菊」は目を覚ますらしいのだ。

「お菊」が何をしに来るかというと、僕に猫用チーズをねだるためである。

夕食の時に猫用チーズを「お菊」に与えるのは僕の役目なのだが、これがかなり鬱陶しい。

「チーズくれ」「チーズくれ」と、「お菊」があんまりしつこくせがむので、僕は忙しくて、ワインを味わっている時間もないほどである。

動きもしないのに、どうしてこんなにお腹が減るんだろう?

僕たち夫婦には、それが不思議でならない。

つい先日……確か1月2日の早朝、午前5時半頃、熟睡していた僕は、いつものように「お菊」に執拗に起こされ、しかたなく餌をやろうとした。だが、どういうわけか、いつもの場所に餌の皿がなかった。

寝ぼけながら探してみると、餌の皿はいつも「お菊」が食事をする場所に置かれていた。

妻が洗うのを忘れたのかな?

そう思ったが、深くは考えず、僕はそこにたっぷりとドライキャットフードを入れた。そして、また温かな布団に戻って眠りこけた(我が家の羽毛布団は本当に温かいので、真冬でも下着姿で眠れます)。

さて、朝になって、実は僕が「お菊」に餌をやった時には、妻がすでに餌を与えたあとだったということが判明した。「お菊」の朝食は僕の担当なのだが、その朝は妻がトイレに立った時に「お菊」に執拗に餌をねだられ、しかたなく与えたらしいのだ。

要するにその朝、「お菊」は朝食を2回も食べたのだ。

それにもかかわらず、皿の中は空っぽで、一粒のキャットフードも残っていなかった。つまり「お菊」はいつもの2倍の量を、一気にペロリと平らげたのだ。

それには夫婦ともに呆れてしまった。

はい。そして、その後も、「お菊」の食欲は衰えることを知りません。

そういう時、愛猫家たちはどうしているのでしょう? 猫が欲しがるだけ与えるべきなのでしょうか? それとも、我慢させるべきなのでしょうか?

最近の僕たち夫婦は、そのことに頭を悩ませております。にゃーお。

追伸:元旦に「お菊」から僕宛に年賀状が届きました。そこには、「お菊」の顔写真のアップが印刷され、「とーちゃん、明けましておめでとう。今年もたくさん遊んでね。かーちゃんに優しくしてあげて。チュッ」という文章が書かれていました。「お菊」が心を込めてそれを書いているところを思い浮かべると(書くわけないじゃん!!)、娘から年賀状をもらった父親のように僕はニヤニヤしてしまうのです。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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