Diary 雑記

99:猫シッター

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以前、「diary」にも書いたように、7月にノボルが来てから、僕たち夫婦は旅に出ることができなくなった。大人しい「お菊」は義母に預けることが可能だったが、やんちゃなノボルは義母の手には負えないのだ。

僕たちは毎月、成田のホテル内の日本料理店で開かれるワイン会を楽しみにしている。以前はこのワイン会に行く時には、午後2時頃にホテルにチェックインし、ホテル内のジムで走り、プールで泳ぎ、サウナで汗を流してからワイン会に臨んでいた。翌朝はまたプールで泳いだり、ゆっくりと食事をしたりして、たいていは正午にチェックアウトしていた。

だが、ノボルが来てからは午後遅くに家を出てホテルに向かい、翌日は朝ご飯も食べず、早朝にチェックアウトし家に跳び帰って来ていた。ノボルは猛烈に甘えっ子で、とてつもない寂しがり屋で、本当に留守番が苦手な猫なのだ。

いったい、どうしたらいいのだろう?

そんなふうに考えている時、幻冬舎の担当の女性編集者が、「わたしは留守にする時にはペットシッターに頼んでいるんですよ」と言っていたことを思い出した。

ペットシッター!!

どうして今まで思いつかなかったのだろう?

もし、僕たちの留守中にペットシッターが我が家にやって来て、「お菊」やノボルの面倒を看てくれれば、僕たちも猫どものことを心配せずにゆっくりと外出ができる。もし、1泊2日がうまくいけば、やがては昔みたいに10日とか半月とかの長い旅に出ることができるようになるかもしれない。

さっそくインターネットで調べてみたら、引っ越し先のすぐ近くに暮らすふたりの主婦が、猫専門のペットシッターをやっていることがわかった。

これを利用しない手はない。

ということで、すぐに電話を入れ、彼女たちに打ち合わせに来ていただいた。

このおふたり、どちらも自宅で5匹ずつの猫を飼っているというだけあって、猫の扱いに実に慣れている。そして、猫の飼育については僕たち夫婦よりずっと詳しい。おまけに、ノボルはすぐに懐いて、このふたりから離れようとしない(「犬みたい」と言われました)。

これなら大丈夫だろう。

そう思った僕たちは、1月の成田のワイン会の時に、このおふたりに猫どもの世話をしに来ていただくことにした(当日の夕方と、翌朝の2回、それぞれ50分の契約です)。

果たして、ノボルは僕たちがいなくても大丈夫なのか。人見知りの激しい「お菊」は大丈夫なのか。

少し心配だったが、このペットシッターのおふたり、我が家に来るたびに猫どもの様子をメールで詳しく報告してくれた。おまけにたくさんの写真も送ってくれた(ノボルは玄関で彼女たちを出迎えたようですが、「お菊」はクロゼットに逃げ込んでしまったようです。陰気な「お菊」はクロゼットの中で、おふたりを激しく威嚇したようで、父の僕としては恥ずかしい限りです)。

おかげで僕たちは猫どもの心配をせずに、いつものようにホテルのジムで走り、プールで泳ぎ、サウナに入り、のんびりとワイン会を楽しむことができた。翌朝も慌てることなく正午にチェックアウトできた。

翌日の午後2時頃に自宅に戻った時にも、猫どもは元気いっぱいだった。ノボルも寂しそうにはしていなかったし、「お菊」も特にいじけてはいなかった。

今後は2泊、3泊、4泊と、少しずつ留守を長くして、やがては長い旅に出られるようになればいいな、と思っている。めでたし、めでたし。

だが、ただ、ひとつ……ペットシッターからの報告書を読むと、ノボルのやつが彼女たちにあまりに懐いていて(ふたりにだっこされたり、彼女たちの鞄の中に入り込んだりしている写真もありました)、「おい、ノボル、お前は誰でもいいのかよ」と思ってしまいました。妻と僕以外には絶対に心を許さない「お菊」のほうが、誰でもオーケーのノボルと比べると、何となく貞節な娘のように思えて、可愛らしく感じたりもしたのでした。にゃーお。

Diary list

Okikusama:150〜159
Okikusama:140〜149
Okikusama:130〜139
Okikusama:120〜129
Okikusama:110〜119
Okikusama:100〜109
Okikusama:90〜99
Okikusama:80〜89
Okikusama:70〜79
Okikusama:60〜69
Okikusama:50〜59
Okikusama:40〜49
Okikusama:30〜39
Okikusama:20〜29
Okikusama:10〜19
Okikusama:1〜9
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