Works 作品紹介

人でなしの恋。 絶賛発売中!

光文社文庫
2016年11月9日発売
定価(税別):580円

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人でなしの恋。

青年医師の望月慎介は開業医である父と、父の後妻のルナと三人で横浜市郊外の高級住宅街に暮らしていた。

父より27歳も年下のルナは、美しく、妖艶な女で、慎介は初めて見た時から彼女に心を奪われていた。けれど、義母に思いを寄せるのは赦されることではなかったから、慎介はその邪な欲望を必死で抑えていた。

今から3年前のある日、ルナは階段から転落し、右半身が不随になってしまった。それを機に、父は医院を閉鎖し、若い妻の介護の日々を送るようになった。

だが、その父が1年前に急死した。

「慎次郎さんの代わりに、慎介くんがわたしを介護して」

ルナにそう請われた慎介は医師の仕事をなげうち、父の代わりに彼女の介護をするようになった。

洗濯、掃除、食事の支度、ルナの入浴介助、ルナの化粧や着替えの手伝い、彼女に請われてのマッサージ……そんな日々の中で、義母への赦されぬ思いは、どうしようもないほどに膨らんでいく。

そして、ついに、抑えることのできない欲望に駆られた慎介は、ルナの面影を持つ女を探し求め、拉致・監禁していくのだ。

担当編集者たちから「初期の大石作品を彷彿とさせますね」と言われた作品です。渾身の力を込めて書きました。最初は「生ける人形たちの館」というタイトルで書いていましたが、発売に当たって編集者たちがこのタイトルを考えてくれました。ぜひ、手に取ってください。

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